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歯並びにも気をつける

歯並びにも気をつける

また虫歯も無いのに歯並びが悪く、あごの発育不良があれば、抜歯矯正をしないですむように、あごの発育をうながす噛む訓練やあごや歯列の拡大をし、きれいで自然な歯並びになるように咬合育成管理ができるのです。

単に矯正治療を早期に取り組むことではなく、成長発育を積極的に利用して歯だけでなく顎骨まで影響をあたえてより好ましい顔貌へと導きより安定した咬合を得ようとする治療となっているのです。

小児歯科とは、お子さまの健康を守るため、口の中の病気の診断やムシ歯治療の方針を立て、歯が生えはじめてから、ほとんど大人の歯に生えかわってしまうまでの口の中の健康管理をするところなのです。

子供の乳歯の20本は、3才頃までには全て生えそろうのです。乳歯は永久歯が正しい位置に生え変わる為のとても大切な役割があるのです。

永久歯が生えてくるからと乳歯の虫歯をそのままにしていたり、早くに抜歯してしまった場合は、正しい位置に永久歯が生えてこないことになり、今後の歯並びに悪影響を及ぼしているのです。

こどものムシ歯は、こどもの将来の生活に大きく影響するのです。

ムシ歯があると、食物をよく咬むことが出来ないため、身体にあたえる影響は勿論、顎の発育不全等の原因となるのです。

永久歯が生えそろう頃には歯並びはほぼ決まってしまうのです。歯並びの悪さは、子供が大人になるにつれ、精神的にコンプレックスを感じることもあるようですし、きちんと噛み合わせができていない為に十分に食べ物を咀嚼することができず、消化や吸収がよくないのです。

また、ひどくムシ歯になった歯を放置すると大人の歯が生えてきた時、きちんときめられた場所に生えることが出来ず、歯ならびが悪くなったり、また乳歯の下の大人の歯の芽にも悪い影響があるのです。

永久歯になる前でも乳歯だからと軽く考えず、子供さんにきちんと歯磨きができるように習慣を身につけてあげることが大切になっているのです。

また乳歯の歯並びが気になる時は、永久歯が生える前に小児歯科で相談をしてみるようにしましょう。

こうしたいろいろな悪影響をさけるために、予防処置を行い、ムシ歯の早期発見、早期治療をし、お子さまの歯の健康管理をするのが、小児歯科の仕事となっているのです。

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